『フィッシュ! 』という、素敵な本を読みました。
"鮮度100%ぴちぴちオフィスの作りかた" というユニークな副題がついたこの本には、「もっと楽しく仕事ができたらいいのに・・・」という、仕事をする人の誰もが心の底に持っている希望を現実にする方法が書かれています。
世界的に有名なパイク・プレイス魚市場の職場環境作りから生まれたフィッシュ哲学の実践ポイントのひとつは、"喜んでもらう"です。
歯科医院でも、患者さんに喜んでもらえそうな様々な工夫がされています。
一人ひとりが、相手に喜んでもらうことに集中することで、楽しさが生まれる。
「仕事で責任を果たすこと」と「楽しむこと」が私のなかでつながりました。喜んでもらうことだったら、相手が人である限り、どんな職種でも実践可能。まだまだ出来ることはありそうです。
『フィッシュ! 実践編』ではアメリカのメディカルセンターの実践例も紹介されていて、楽しむことと安全面の向上が両立可能なことを示しています。
楽しさは人を巻き込む力もあります。楽しさを発信することで、もっとたくさんの人に歯科医院へ足を運んでもらえるようになるかもしれない。その可能性を示すデータがあります。
歯や口腔に異常を感じている人・・・62.7%
現在歯科にて治療中・・・11.0%
現在未治療 または 治療未経験・・・73.8%
日本歯科医師会 2009年 「歯科医療に関する一般生活者意識調査」
歯科医院での治療未経験者(73.8%)の中には、歯科医院がもっと楽しいところだったら行きたい、行けるのに・・・という人もいるかもしれませんね。
現在、特に先進国では、平均寿命と健康寿命(*)の開きが長いことが問題になっています。厚生労働省の調べではその差6.4年だそうです。その差を縮めるためには食生活の改善こそが大切、と国民健康運動「健康日本21」でメッセ―ジが発信されています。健全な食生活を支える歯科医療が果たす役割への期待も高まっているようです。
人々の健康で質の高い生活のために歯科医療が貢献できること。それを考えると、私たちの明るい未来が見えるような気がします。
そこにはきっと"楽しさ"があるはず!
そういえば、こと仕事に関しては、前のめりの私に最近エールを送ってくれる人が多いのも、歯科業界への期待のしるしでしょうか。 追い風を感じます。
その追い風にも上手に乗って、院長先生やスタッフの皆さんと一緒に、喜んでもらえることを、楽しんで実践していきたいと思います。
*WHOが提唱した新しい指標で、病気や痴呆、衰弱などで要介護状態となった期間を、 平均寿命から差し引いた寿命のこと。
フィッシュを紹介してくださったのは、選択理論心理学を活用した人材育成をされている株式会社レアリゼhttp://www.realiser.co.jp/代表の真田茂人さんです。真田さんの選択理論心理学のお話もとても勉強になりました。
『フィッシュ! 』 スティーブン・C・ランディン、ジョン・クリステンセン、ハリー・ポール&フィリップ・ストランド 相原 真理子訳











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